前田智徳
広島東洋カープの前田智徳選手が
2000本安打を達成。名球会入りです。
アキレス腱断裂という選手生命を脅かす程の大怪我を克服しての達成という事で
本当に素晴らしい事。
前田選手といえば「孤高の天才バッター」と言われ、
現役最高の左打者と言われています。
ミュージシャンが影響を受けるミュージシャン、
芸人が面白いと思う芸人等、
一般受けしていなくても、玄人が見て凄いと思う人達が僕は好きですが、
前田選手はまさにそんな選手で、
僕たち素人が見ても、そんなに凄みって解らないけど
野球選手、解説者、あのイチロー、落合までもが天才と認め、
現役最高の打者と口を揃える。
昨日の達成の安打も信じられない。
あと1安打まで迫っていて最後の打席、
あと3人出塁しないと回って来ない打席が
嶋選手のホームラン等もあって、奇跡的に回ってきた。
ここで打たないと、地元広島市民球場の達成は難しい状況。
かなりのプレッシャーの中での達成。
まさに奇跡。凄いです。
前田選手の素晴らしい所。
それは成績だけではない。
それは野球に対する姿勢であったり、チームに対しての姿勢。
今、プロ野球選手はFA等で行きたいチームに行けたりとか、
ポスティングでメジャーに行けたりとか、
チーム、ファンのためよりも、自分のためにやっているイメージがあるけど、
前田選手は広島一筋、FAなんて目もくれず。
そんな前田選手が一度だけ移籍を直訴した事があるという。
「ケガをして、思うように守れない。打撃だけなら自信があるけど
このままチームの温情で契約してもらっても、他の選手、チームに
迷惑がかかってしまう。
それならDH制のあるパリーグに移籍させて欲しい。」と。
そんな前田選手に対して複数年契約を結んだ広島球団も素晴らしい。
こんな素晴らしい球団から、我が阪神タイガースは
金本、シーツという素晴らしい選手を頂きました。
ほんとうにありがとう。
そして前田選手、おめでとうございます。
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