2人のアスリート
昨日は凄い一日でした。
一人のアスリートが競技人生の終焉を迎え
一人のアスリートが競技人生のピークを迎えようとしていました。
清原和博。
この人と桑田、PL学園のKKコンビが
僕が深く野球を見るきっかけのひとつだった。
桑田が今年早々に引退を表明。
そして昨日、清原が引退。
間違いなく一つの時代が終わったような気がした。
新庄のように惜しまれつつ辞めていく人もいれば
清原のようにボロボロになるまで頑張る人もいる。
どちらが良いなんて、僕らには判断できないけど、
僕はやはり、清原のような生き様に感銘を憶える。
このセレモニーを見て、イチロー、金本はいずれ来るであろう
自分達の引き際をどうするべきか、どう感じたんだろう?
長渕剛の「とんぼ」の熱唱は、失礼ながら ちょっと面白かったんだけど
それを含めて、素晴らしいセレモニー
清原選手のスピーチだったんじゃないでしょうか?
セレモニーが終わるのを待っていたかのように
チャンネルを変えると
魔裟斗 VS 佐藤嘉洋が始まった。
前評判はどうだったんだろう?
僕個人的には、佐藤に頑張って欲しいな〜という感じだった。
魔裟斗はもうええやろ。
K−1WORLD MAXも、もうそろそろ次のスターが出てこないと
ってのもあったし。
もちろん日本人で。
僕は、特に格闘技になるとナショナリズムが激しくなってくる。
とりあえず日本人頑張れ!
そうでなければ、空手家。
そんな事より、昨日の魔裟斗。
凄過ぎ。
セミファイナル・ファイナル共に、1度ダウンを奪われながらも
盛り返して、延長後判定勝ち。
なにか器の違いを見せつけられた感じ。
背負っているものの違いか。
おそらく、佐藤が魔裟斗に勝っていたとしても
ファイナルでキシェンコに完敗していたと思う。
それくらい、魔裟斗は目標としている所が頭一つ抜けていたように感じた。
解説者が言っていたように、もっと違う戦い方をすれば、
もう少し楽に勝てていたのかもしれない。
だけど、あえて打ち合いに持っていって
ダウンを奪われながらも向かっていく。
その姿に感動すら憶える。
2002年からK-1 MAXを支えてきた男の凄みです。
申し訳ないけど、少し前の清原の姿が霞んで見えた。
何度も書くけど、それくらい昨日の魔裟斗は凄かった。
興奮して、なかなか寝付けなかった。
今朝、スポーツ新聞を開いてみると
清原の姿が何ページにも渡って掲載されていた。
確かに彼の功績等と考えると当然かもしれない。
ただ、昨日1日だけの事を考えると
魔裟斗の扱いがちょっと少なすぎるような気がしました。
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