奇子
戦後、東北地方の大地主、天外家が繰り広げる
汚れた人間関係を描いた漫画。
一般的な手塚漫画、アトムやリボンの騎士、ジャングル大帝なんかとは
対極に位置する漫画。
この辺りの成人向けの手塚作品は非常に面白い。
両方描けてしまい、しかもその両方がいずれもレベルの高い作品である所が
手塚治虫の手塚治虫たるゆえん。
改めて手塚治虫の凄さを感じます。
中にはつまらん作品もありますが、
ホンマ、全部読みたい。ホンマ。
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コメント
手塚ホンマにエーですよね。
奇子はとーーーーーーーーーーんでも
なく暗くて、どろどろしてる内容なんですが、
そこをさらっと書き上げる所が正しく巨匠の
凄みで人類史に残る偉大な芸術家「手塚治虫」
のなせる技です。
これに勝るとも劣らないMWも映画化されますが、
果たしてどこ迄原作に迫れるでしょうか??
投稿: Xinyi Folders | 2008年12月26日 (金) 01時26分
>Xinyi Foldersさん
へ〜MW映画化されるんですか?
知らなかったです。
ちょっと楽しみですね。
コミックの映画化が最近多いように思いますが
全部見てるわけでもない(どろろも見てません)のですが、
結局はなかなか、原作を越えるものって出てこないです。
2時間弱に凝縮するのは、やっぱり無理があるんですかね。
でも、MWは見てみたいな〜。
投稿: A2C | 2008年12月26日 (金) 04時32分