南大阪へ。
さて、昨日の土曜日はXinyi Foldersさんと南大阪方面へ。
当初の予定は北野田に集合して西高野街道〜天見で釜飯〜紀見峠
状況によっては橋本まで行って行ければ高野下あたりまで。
まさかあんな事になるとは・・・
北野田駅前に集合してとりあえず「やぶうちうどん」で腹ごしらえ。
僕は初めてだったので、Xinyiさんと同じ物を。
モロヘイヤうどん2玉。
ほんのり緑色のモロヘイヤ入のおうどん。
もちもちでとても美味いです。
讃岐スタイルでいろんなトッピングができるようですが
せっかくモロヘイヤなので素うどんがいい。
お腹もふくれてさあ出発です。
西高野街道を河内長野方面へ向かいます。
前回同様、Xinyiさんが教えてくれる道はほんまに車通りが少ない。
何回も足を運ばれて良い道を探しておられるのが良く解る。
ブラブラ景色を眺めながら走っていると
すぐに河内長野。
駅前で少し休憩。
この時、カメラの電池が切れかかっている事に気付きました。
この後、電池に気を使いながらの撮影になったので
道中あまり詳しくは紹介できません・・・。
(kimotoshiさん、すんません)
長野神社でお参りをして出発。
371号線、南海高野線を眺めながら
極上の道を進んで行きます。
途中、何度も電池が無いのを後悔する程
素晴らしい景色を眺めながら、緑の中を進んで行きます。
大阪から自転車で来れる距離の場所とは思えない雰囲気でした。
1時間程走ると南海天見駅。
駅前の「あまみ庵」で釜飯を頂きます。
とても良い雰囲気のお店です。
昼間はとても暑かったので、かき氷が気になりながらも
釜飯を注文。注文してから作るので20分程かかるとの事。
さらに期待が深まります。
いつも居酒屋なんかで食べる釜飯とは訳が違います。
釜飯だけじゃなく、小鉢、漬け物・・・いちいち美味い。
僕はあまり解らないんですが
Xinyiさんの話では器も相当なもんらしいです。
ほんまこの人、なんでも知ってはるな〜。
充分堪能して出発。
ハイカー達を横目に進んでいくと、紀見峠。
いよいよ和歌山県突入です。
まさか自転車で和歌山にくる事があるとは・・・。
途中、マクドで休憩して橋本駅へ。
Xinyiさんのブログで何度も見たまことちゃん。
生で見れるとは・・・。ちょっと嬉しい。
この時点で丁度夕方5時。
僕的にはせっかくココまで来たし体力的にも余裕があったので、
もう少しお願いします。という事で紀ノ川沿いを走りながら、
高野下まで。
さすがにココまで来るとちょっとした旅行気分です。
せっかくなのでちょっとブラブラしましょうという事で、
370号線を登って行きます。
登って行くと高野山まで20数キロと看板が出てきます。
20キロか〜と思いながらXinyiさんの後を走ります。
もうチョット行きましょう、もうチョット行きましょうと
言うてるうちに16キロになりました。
Xinyiさんが気を使ってくれて「どうします?」と
聞いてこられたので、ちょっと厳しいな〜と思いながら
ちょっとビビりながら「行きます?」と聞き返す。
「行けるんちゃうかな〜と思うんですけど・・・」と
おっしゃるので、
もうええわ!しんどかったら押したらええねん!と開き直り。
「じゃあ行きましょう!」
もう、あたりは真っ暗です。
ダイナモの明かりを頼りに見えなくなって行くXinyiさんを見ながら、
このオッサン、バケモンやと思いながらペダルをこぎます。
うまい事、気持ちの折れかかった頃に平地になったり、
気持ちの折れかかった頃にXinyiさんが待っててくれたりして、
何度も休憩しながらどんどん登って行きます。
休憩の度に「もうスグですよ。」「ほんまかいな・・・」と思いながら
どんどん登って行きます。
最後の方はなんや知らんけど笑けてきたり
ペダルにあわせて「高・野・山・Hey!」と一人で言いながら
登って行きました。
今思うと、当りが真っ暗で様子が解らなかったのが良かったのかも。
回りが見えていたら、きっと圧倒されて気持ちが折れていました・・・。
もう何時間登ったかわからないくらいヘトヘトになったとき、
登ってきたものにだけ与えられるご褒美です。
ちょっと泣きそうなくらい感動しました。
しばらく夜の高野山を散策。
ライトアップされた建物が
とても美しいです。
たぶん、普段高野山に遊びにきてもこの時間まで滞在する事も
なかなか無いと思うし、
もちろん一人では登ってくる事なんて間違いなくないので
ほんま連れてきて頂いたXinyiさんに感謝です。
後はXinyiさんがいつも通って帰られる極上の下り道を降りて行きます。
途中温泉がありましたが
当然開いてるわけもなく・・・。
開いてたら入りたかったんですが・・・。
橋本駅まで。
着いたら23時を過ぎてました。
終電車も行ってしまいました。
幸い、すみちゃんが迎えに来てくれるという事で
安心しました。
すみちゃんにお会いするのは2度目ですが
お会いする度に家まで送って頂いて・・・ありがとうございます。
それにしても、呑んでたり遊んでたりして終電が無くなる事はありますが、
まさか自転車に乗ってて終電無くなるとは・・・。
そう言えば、釜飯以来何も食べて無かったので、
待っている間に、昼間買っていたラーメンを。
こんなに美味いカップ麺は久しぶりです。
あ〜それにしても、朝、家を出るときには
まさか高野山を自転車で登る事になるとは夢にも思ってませんでした。
確かに、かなり辛かったけど、かなりの達成感。
子供の頃、親父に初めて買ってもらった自転車で、
知らない町まで行ったときのようなドキドキ感。
ちゃんと計画立てて行くのも良いんだけど、
行き当たりばったりのこういうサイクリングも格別。
もう一回登る?と言われれば「ちょっと待って」となるかもしれませんが、
何か知らんけど、どこでも行けそうな気になってきます。
初めての100キロオーバー。
北野田から104キロ、家から数えると120キロ近く。
1日でこれだけ走れてしまうBROMPTON。
改めてその凄さを感じました。
Xinyiさんお疲れ様でした。
またどっか行きましょう。
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コメント
ものすごいことやってますね。
高野山を夜に登るなって、びっくりです。
文章にさらっとかかれてはいますが和歌山ってそんなに近くないですよね。
ちなみにカメラの電池切れ、私も今日その目にあいました。
あってみるとこんなに情けないことないですよね。
楽しみも半減するし。
お互い気をつけていきましょう。
投稿: tac-phen | 2009年4月12日 (日) 23時25分
ええー!高野山に自転車で登ったんですか。
行けなくてよかった。本当によかった(^^;
あの下りも夜走るのはちょっと怖そうな感じなんですが、普通に走れたようですね。すごいです。
投稿: otake | 2009年4月12日 (日) 23時51分
>tac-phenさん
自分でもビックリです。
でも多分tac-phenさんなら余裕ですよ。
僕は死にかけましたけど。
時間的な事はXinyiさんも仰ってましたが
夜だから行けたんだと思います。
車の量が全然違うらしいです。
和歌山、実際行ってみると大阪から橋本くらいなら
意外と行けますね。
これまたtac-phenさんなら余裕です。
カメラの電池切れは最悪ですね。
僕、結構やってしまいます。
投稿: A2C | 2009年4月13日 (月) 00時01分
>otakeさん
otakeさんは実際行かれてるので、
余計に無理って思うのかもしれませんね。
でも僕が行けるくらいなので、行けますよ。
次回どうですか?
僕は輪行して上で待ってます(笑)
下りはさすがに時間が時間なのでちょっと怖かったです。
投稿: A2C | 2009年4月13日 (月) 00時09分
こんばんは。
昨日はいいお天気でしたよね。
うどんも釜めしも美味しそうですよね。
河内長野までは走りにくいイメージがあるのですが
のんびり走れたようで紀見峠越えも景観が良くて気持ちよかったでしょうね。
これは極楽極楽極楽橋…
ん?高野山。
なにー!ブロで高野山に上ったですと!
それも夜中にダイナモ回して!
それはやり過ぎでっせ!
しかしよく上れましたよね、感心します。
この達成感は言葉にできませんもんね。
Xinyiさんもただ者ではないと思ってましたが豪脚も持ってたみたいですね。
あっ!XinyiさんのブロはTerminiでハブをいじってるみたいや。
てことはなんか細工してるな。
きっとそうや、あははは・・・・
はぁ~、わしも足鍛えよ
投稿: kimotoshi | 2009年4月13日 (月) 00時38分
kimotoshiさん
あ、バラしたらあかんやんか!!!!
あれは連合王国(所謂イギリス)特性のスペシャルハブでまだモール●ンとブ●ン●トンの限定モデルにしか入ってない発売未定のBWR Special design for limited edition なんやから! もうほんまにここだけの秘密ですよ!これ以上はもう絶対に書けません!
投稿: Xinyi Folders | 2009年4月13日 (月) 00時46分
>kimotoshiさん
こんばんは。
ほんま良い天気でのんびり気持ち良かったです。
橋本までは・・・。
たしかにやり過ぎ。
kimotoshiさんも気をつけて下さい。
「あともうチョットです詐欺」が横行してます。
しかもその後にご褒美があるからたちが悪い・・・。
また引っかかりそうです。
投稿: A2C | 2009年4月13日 (月) 01時14分