生駒山地

毎朝通勤の時、平野公園の前を通ります。

ふだん何気なく通っていますが、
ふとよく見てみると・・・

数キロ先のJR久宝寺駅前、タワーマンションの工事をしているのが見えます。
この位置で見えるという事は、
当然、完成するとここからは山が見えなくなります。
ココから見える山が好きでした・・・なんて事は当然なかったんですが、
やはり見えなくなると少し寂しい。

僕もやはり都会の生活にドップリ浸かっていて
文明の利器無しでは暮らしにくいな〜と思います。
なので、緑が豊富な所が良くて、コンクリートに囲まれた生活なんて・・・
なんて言うつもりもないんですが、
普段から慣れ親しんだ生駒山地の見える風景、
これが少しずつ見えなくなっていくのは、
やはり寂しいし、そうなってほしくないものです。
生駒が見えるおかげで方向もわかれば、
だいたいの位置が把握できる。
これが見えなくなると・・・・。

「そんな大げさな」と思うかもしれません。
「全く見えなくなるなんて事はない」と思うかもしれません。
でもこれが10年・20年・50年先に
は全く見えなくなる可能性だってあると思います。
どっかで歯止めをきかせないと・・・・。

幸い、我が町平野、特に平野郷と呼ばれていた地域では
「平野郷HOPEゾーン協議会」というのが発足されて
新しく建つ建築物に対して、ある程度規制が設けられています。
立て替えの時もそうです。
明記はされていないようですが、
大念仏寺の本堂よりも高い建物を建てる時は
恐らく、厳しい規制があったように思います。
なので、平野の町がコンクリートに囲まれるような事はないと思いますが、
まわりがそのようになっていく可能性はゼロではありません。

僕達の子供、孫の世代の人達が、
「生駒のある方が東やで」と思える町であるといいのにな〜。

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