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2010年10月22日 (金)

灰皿の事

先日ほぼ日を見てたら
禁煙についての話が掲載されていました。


なかなか面白く読ませて頂いたのですが、
その中で糸井さんとこの事務所内を禁煙にするかどうか
社員と話し合った時の事が掲載されていました。

社員との話し合いの中で、糸井さんが
「君たちが使っているその灰皿を誰が洗ってるか知ってるか?」と尋ねたそうです。
結局誰も答えられず、毎朝洗っていたのは嫌煙家の社員だったそうです。

タバコにまつわるそのへんの事は、
だいたいタバコを吸わない人がやってるもんだって
糸井さんは社員に仰ったそうです。

なるほど。そういうもんかもしれないし、
そういう事に気づく糸井さんは、社長としては素晴らしいのかもしれません。

しかし、僕が気になったのは、
それで事務所内が禁煙になったって事は
僕が洗うから、タバコを吸わせてくれと言った人はいなかったのかな?ということ。

僕もそうだったけど、タバコを吸ってるとその辺の事に割と寛大になる。
吸わなくなると、結構気になるもんですね。
灰皿から灰がちょっとこぼれてるだけで、気になってしまうんですね。
で、いちいち言うのも面倒なので、灰皿もついでに洗ってしまう・・・ということが
会社等でもよくあります。

もしかしたら、タバコを辞めて一番変わったのはその辺りかもしれません。
タバコの好き嫌いではなく、敏感になるということ。
まわりでなんぼ吸ってもらってもいいんだけど、
「あ、この人さっきまでタバコ吸ってたな」とか
「灰がこぼれてる・・・」とか
いちいちそういう事に敏感になったような気がします。

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コメント

こんばんは。
ほぼ日、結構長かったので半分くらいしか読めてませんが、糸井さんの
着眼点はなかなかすばらしいですね。
うちの社では禁煙になるのに10年ほどかかりました。それでも1年前までは給湯室ではばんばん吸わはったので煙がもれでて給湯室前の私の席では副流煙がすごかったです。
煙草に限らず重要なことは自分の行動の結果どうなっているか?と想像することなんだと思います。普段の生活、自転車の乗り方、ジャンル問わず、常に他人の迷惑になっていないかその先を想像することが大事ですよね。
まずは自分から、ですね。

投稿: いずみ | 2010年10月26日 (火) 21時04分

>いずみさん
おはようございます。
うちの社はトップが愛煙家なので、禁煙になることは無いと思います。
灰皿の管理くらいはやって欲しいものですが・・・。

仰るように、喫煙に限らず何にせよ想像力が大事ですね。
自分ができてるかどうかは解りませんが、そうありたいとは常々思っています。
まずは自分から・・・ほんまにそう思います。

投稿: A2C | 2010年10月27日 (水) 09時56分

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