こたつの魔力

今年の冬から、暖房器具の主役は「こたつ」です。
子供の頃はずっと「こたつ」でしたが、
いつの頃からか主役はホットカーペットやエアコンに変わっていきました。
もうかれこれ25年ぶりくらいに「こたつ」の恩恵にあずかっております。

それにしてもこの「こたつ」の威力たるや凄まじい。
ほぼ毎晩「こたつ」に入ってはうとうと・・・
気がついたら夜中です。
まさに「ダメ人間製造機」です。
こたつの中に入ったら、何もする気が起きません。
せいぜい、テレビを見るか、みかんを食べるか・・・そんなもんです。
ほんま・・・ある意味、兵器ですね。
これを輸出しまくって、戦場に送ってやったら
戦争なんて無くなるんじゃないか・・・
そんな気にさえなってきます。

しかしこの「こたつ」・・・世間では「こたつ」とか「コタツ」とか
ひらがな、カタカナ表記で表される事が多く、
「炬燵」と漢字で書くという事はあまり知られてないような気がします。
こたつ、コタツ、おこた・・・なんて言われると
何となく可愛らしい暖房器具のような気がしますが、
炬燵と書かれると、イメージが一変しますね。

こたつ、コタツなんて書かれると、芸能人で例えるなら若いアイドルですが、
炬燵と書かれると、仲代達矢です。渋いです。玄人好みです。

まあ、そんな事はどうでもいいのですが（笑）
ひらがな、カタカナに書く事によってイメージが変わる物ってありますね。
「えんまさん」なんて書くとあまり恐くないですが、
「閻魔大王」と書くと、子供は泣いて怖がります。
本気で舌を抜かれるようなきがします。
覚せい剤、覚醒剤とかもそうですね。

なんとなくですが、イメージが軽くなるというか・・・薄まるというか。
よく言われてる事だと思うのですが、
ちゃんと漢字があるのに、ひらがな、カタカナで
わざわざ表記しているものに関しては、
少し注意をした方が良いのかもしれませんね。