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2011年11月19日 (土)

トカゲのおっさん。

先日松本人志さんが、NHKのインタビューで
トカゲのおっさんに関して
「周りの評価が高いのは嬉しいんだけど、
あのコントは僕的には尖った事をしたつもりはない。
世間的にはあのくらいがちょうどいいんでしょうね。」
みたいな事を言っていました。

成程。

確かに、そういわれると
このコントに松本人志の狂気が表現されてる部分は少ない。

いくらオリンピックの裏と言えども
ゴールデンで40数分間コマーシャル無しで放送なんていう部分は
尖った事をしたと言えなくもないけど、
内容を見るとそうでもない。

内容部分で見ると他のコント
例えばキャシー塚本なんかの方が、そういう部分は大きいと思います。

それでも、やはりトカゲのおっさんは名作ですよね。
それはやはりダウンタウンのコントだから。
浜田さんの力が大きいんだと思う。
・・・というか2人のバランスですよね。設定しかり。

子共(浜田)と大人(松本)の関係を表現したコントって他にも沢山ありますが、
やはり名作が多い。ミラクルエースとか。

ああいう子共を演じた時の浜田さんは凄いな~と思います。

特に松本さんとの掛け合いの時の返しは
やはり凄いと思いますよね。
こないだのMHKしかり。
ヴィジュアルバムの「システムキッチン」とか「診療室にて」とかあのへん。
あとガキのトークなんかもそうでしたね。
ダウンタウンの2人でしか成立しない世界観。

トカゲのおっさん、シリーズ化しましたが
どちらかと言えば、初回はダウンタウン2人のコント。
後は主役は板尾さんですよね。

そういう意味でも、ごっつの象徴的に扱われるこのコントですが、
松本人志の尖った部分と言うわけではないと言えばそうか。

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